「まだ高校生なのか」というのと、 (もちろん宅録で、音質も悪いけど) 「こんなにいい曲書けるのか」というので ムチャクチャ驚いています。 ロケット・オア・チリトリ(ロケチリ)は現役女子高生の ギターあるいは打ち込み系ソロユニットで、 受験勉強の合間につくったという アルバム「love eyes」を聞いてみたのですが、 本当にメロディアスでポップ。 ラジカセのピンポン録音で「ガチャッ」という音が聞こえたり、 どこかちゃちさも漂うけれど、 曲の渋さ、せつなさはとてもアマチュアに思えないくらいです。 「機材なくてもいい曲はつくれる」と希望を持たせてくれる一方で、 「高校生にこんないい曲つくられちゃったら、 自分みたいなおっさん(まだ大学院生だけど)はどうすりゃいいんだ」と かなりうちのめされます。「米国音楽」という雑誌の付録 CD に曲が収録されているらしいので、 探してみてください。 でも大きな書店 or CD 店にしかないみたいです。 (January 8, 1998)