Dec, 1999


'Wendy': JET LAG

rabid chords に参加している JET LAG のテープ。 どこかなつかしい感じもするフレンチポップ系バンドで、 メロディラインとかアレンジ具合が すがすがしくもちょっとせつない、大人のポップ。 このテープはメンバーがライブの時に手売りしてたものだけど、 音質とか演奏とかミックスとか、どこかのレーベルから CD出しててもおかしくないくらい。 もっといろんな人に聞いて欲しいバンド。


'空気公団': 空気公団 (BUMBLEBEE RECORDS)

こちらは日本の古き良きフォークロック、ポップ的なつかしさ。 どこまでも日本語で、身近な街の風景や心の小さな揺れを描写していく。 女性二人のボーカルとコーラス、ピアノの音色が彼らの曲のメインにあって、 とくに「休日」ライブバージョンの (ゲストのルーシー石坂さんを交えた) コーラス具合とかにちょっと心を打たれてしまう。 ちなみにミニアルバム「ここだよ」の「田中さん、愛善通りを行く」も名曲。


'GATHER SHOES': Dog Hair Dressers (SO What? Records)

歪んだギターの気持ちいい、女性ボーカルのギターポップ系スリーピースバンド。 というとただ明るくて脳天気なバンドに思えるけど、 本当はどこかさめてて一歩引いてる男の子のことをいつも歌っている。 多分それが、妙に前向きで分かった風なロックバンドより よっぽど素直で普通のことなのかも。