Lucy 初のメジャーアルバム。
とりあえずもう、1曲目「メトロ」と9曲目「so」がすばらしくいいです。
「so」はインディーズ時代からライブでやっていた曲で、
Lucy にはちょっと珍しい感じの緊張感と焦燥感のあふれる曲。
とくにライブで大音量で聞くと
後半にかけての音圧の上がり方が胸を押えつけて思わず
涙がこぼれそうになる。
しかもまぶしいバックライトの中にたたずみ、
歌うボーカルのアイコさんの姿がりりしくもはかなげで。
「メトロ」はその「so」のイメージをもっとクールにした感じの曲。
イントロからひたすら続くギターのリフが疾走感を感じさせて、
ボーカルの透明感をきわだたせています。
これもライブが非常にいい曲。
ライブチケットも売れているし、
いろんなところで取り上げられるようになって、
ほんとにブレイク寸前という予感。
すっかりスエディッシュを脱してしまった hal。 デビューしたころのアイドル感は全くなくて、 シンガーソングライターとしてのスタンスが固まってきたみたい。 この3曲入りマキシも(ブリティッシュ系の)ロック色強いバックに しっとりした重めの、どこか80年代からの女性シンガーソングライター っぽいメロと詞をのせて、彼女らしい曲のイメージを定着させている。 ところで3曲目はカバー? 英語詞の爽快な曲。