トーレ・ヨハンソンプロデュースでは初のアルバム。 初めてのフルサイズ、 しかも知名度が不気味に上昇する中でのリリースで、 ある種ターニングポイントとも言えるアルバムです。
内容的にも、アコースティックロックからジャジー、 ポップにいたる幅の広さと彼女独特の曲、詞。 トーレプロデュースの日本のアーティストは何人かいましたが、 その人たちがスエディッシュをねらってトーレとやっているのに対して、 このアルバムでは彼女のセンスとトーレのセンスが 対等のレベルで組み合って化学反応を起こしている感じ。 でも、それだけのバラエティをもっているなら ぜひトーレ以外の人ともやってみてほしいです。 今後はどうなるんでしょう。ちなみにアルバム収録の Lie Lie Lie、Silence あたりは かなりいけてます。 (June, 1997)