石井さん脱退を期に第1期を終了した空気公団のラストライブ音源。
メンバーとサポートの仲間たち、そして会場の観客を包み込むふんわりした空気が伝わってきます。
お別れというよりは、打ち上げのような。
ひとつの長い、大きなプロジェクトが成功のうちにひとまず終わりを迎えたような。
流されず、空気公団のまま続けてきた歌と演奏がそこにあって、
あの聞きなじんだ曲がその場に居合わせた人たちの手によって形作られていく、
そのプロセスと状況を含めて全体がひとつの目に見えない作品のような。
とくに前半、キマタツトムさんとの二人でのボーカルがすがすがしい気持ちでいっぱいになります。
キマタさんてあの声の人だったんですね。
耳にしたことはよくあったけど。
そして以前からインディーズでよく目にしていたシャーペンの人なんですね。
声質ばかりは天性のものなのでうらやましいです。
DVDもつい先日リリースされたので、こちらもちょっと気になっています。 でも映像で見てしまうと、「行けばよかった」的な後悔の気持ちが起きてしまいそうで ちょっと抵抗感があるんですよね。 SPACE SHOWER なんかでやっているライブの映像とかも。 ライブって、その場を逃すと二度と同じものは共有できないから。
投稿者 kyohei : December 29, 2004 3:05 AM
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