ビデオに録っておいたNHKスペシャル「マネー資本主義」をようやく見た。 (2話分)
育ちがそうだからか、20代から関わっている友人、知人たちの影響か、 どうもやっぱり労働問題とからんで、 金融による実態のない(実態以上の)経済という問題がすごく気になる。
なぜ、何かを生み出していないのに儲かるのか。
なぜ何か(ものやサービス)を生み出すことに直接関わる人ほど、あまり儲からないのか。
なぜそういった人よりも経営者や資本家が儲かるのか(最近の経営者は雇われらしいけど)。
まあ、それが資本主義ってことだけど。 (よくみんな文句言わないなあ)
どんな社会がいいかなんて、そう簡単に分かるわけないけど、 ひとついつも気になっているのは、 「負のフィードバックがかからない(正のフィードバックのかかる)仕組みは危険」ということ。
負のフィードバックというのは、物事の程度が大きくなればそれを減らすような方向に働く力のことで、
たとえば野生動物が増えすぎると、えさが足りなくなって自然と個体数が減っていくような仕組みのこと。
もし逆に正のフィードバックがかかると、物事は際限なく膨張し続けることに。
自然界には正のフィードバックのかかる例ってあまりないように思うけど、どうなんだろう。 (温暖化とか、環境破壊とかは正のフィードバックかかってそう)。
投稿者 kyohei : May 20, 2009 1:08 AM
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